新しい年 新しい音
明けましておめでとうございます。
クリスマスも、年末年始も、お正月気分も無い生活を送っていますが、
それでも時は巡ってくるわけです。
昨年暮れに送られてきた『辻井淳小品集 愛の歌』のCDを
元旦の朝、聴いた・・・・
昨年の8月に録音した作品だ・・・・
辻井さんの録音は5年くらい前に、やはり小品集の録音を初めてさせて頂いた時から
ソロ、アンサンブル含め10作品以上になっていると思う。
何回やっても作品がリリースされて、自分の部屋で初めて商品としてのCDを聴くときの
緊張感、高揚感は毎回同じだ。
録音芸術は結果が全てです。いろいろなアプローチの仕方がありますが
辻井さんの音楽観、世界観のようなものが、その演奏や作品に投影されるように
制作スタッフは常に考えています。そのなかで人は成長するし、作品も進化していくことが
できます。単純なようですが、これを続けるのは大変です。
この気持ちがある限り、次に進むことができるのです。
2016/1/1
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