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2015年6月

辻井淳ヴァイオリンリサイタル in 浜松

恒例となっているヴァイオリンの辻井淳さんのリサイタルが先日おこなわれた。

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いつもは8月のレコーディングの直前におこなっていましたが、

ことしは辻井さんもオペラ「ブラック・ジャック」のオーケストラのゲストコンマスと

いうことで、いつもより一ヶ月早い開催となりました。

一ヶ月早くても完成度は、いつも通り『完璧』に仕上げてきている

辻井さんとピアノの藤井さん。

その完璧な中でも、我々には判らないレベルで更に上を目指すお二人・・・

アンサンブル・ベガのコンサートでは、あまりお話を聞くことが出来ない辻井さんですが、

ここでは、話す話す辻井さん・・・・その内容は歴史の裏話にまで及び、お客さんは

超絶演奏と相まって、そのマニアっぷりに感心しきりでした。

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辻井さんとはレコーディング~オペラ「ブラック・ジャック」と夏の間ずっと、

ご一緒することになるので、そのマニアックでディープな世界を覗けると思うと

楽しみです。

2015/6/18

オペラ佳境へ・・・

オペラ「ブラック・ジャック」が佳境へ入ってきた。

演出、振り付け、立ち稽古、音楽稽古、美術打合せ等々

目白押しの日々・・・・・

歌は3月に全て出来上がったので、歌の稽古は先行していましたが

その後、オーケストレーションも順調に進み、数回の練習が出来、

宮川彬良さんの初練習となった。

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これだけの音数を、頭の中で組み立てることが出来る人は、我々凡人から見たら

宇宙人の域です。しかし、その音楽は奇をてらうことなく、人間臭さをも感じる

まさに宮川ワールドです。自分でも云っていましたが、自分でも考えられない早さで

譜面を書いているそうです。

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チケットも売れ行き好調のようで、期待の大きさに身が引き締まる思いです。

ガンバリマス!

2015/6/17

古いことは・・・・

最近めっきり時間の感覚が無くなった・・・

何時、今日が始まり・・・そして終わるのか?

何時、月が始まり・・・・そして終わるのか?

その感覚が無い・・・・・・

忙しいというこでは説明つかない

この感覚・・・・・

そんな時間の感覚が無いまま綴っていく

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天井からの目映い光が降り注ぐ舞台・・・

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ほぼ私と同年代の「小田原市民会館」古いです・・・・・

中に入ると、まるで『古いモノですけど、何か?・・・』ってくらい古さに圧倒される。

しかし、古いモノには存在している理由があります。

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反響板が仮設式の多目的ホールではありますが、アコースティックな音の響きが

なんとも優美です。現代の音響設計をもってしても、まったく引けを取らないどころか

最高峰の響きです。直接音と間接音が何の違和感も無く、空間を埋めていきます。

平原まこと、宮川彬良の両巨匠が思わず唸る響き・・・

建物は老朽化していますが、中身は熟成されたワインの様な場所です。

『♪ボロは着てても~こころの錦~♪』昔チータが歌っていた歌そのものです。

同世代として、私もこうありたいと思う毎日ですね・・・・・

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この場所に一番合った『音楽』が繰り広げられたことは間違いない・・・・・

およそ一ヶ月前・・・・・

忘れない

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