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2015年3月

アキラ塾 in 越谷

「未来の音楽授業」と題して全国各地でおこなっている『アキラ塾』

作曲家の頭の中を、ライブで垣間見ることができるというコンセプトで

創り上げています。2時間近くの時間を休憩なしで、岡崎裕美さんとアキラさんが

疾走するがごとく、全身全霊を懸けて展開する音楽授業・・・・・

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ホワイトボードには落書きのように「はじまったら 休けいはありません」の文字が

小さく書いてあります。

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いつもの写真を撮らせて頂いている『風のオリヴァストロ』の照明・・・・

それぞれの照明さんの感性を感じることになります。

ありがとうございます。

アキラ塾の中で、わたしのお気に入りのコーナーは

なんと言っても『校歌を作ろう!』のコーナーです。

その土地の名所名物、はたまた謎の固有名詞などが何の脈絡も無く

出てきて、それをアキラさんがその場で、曲をつけていくという曲芸的な

業(ワザ)を披露します。きのうはその単純な言葉の羅列にメチャメチャ

カッコいいメロディーがつけられました。

宮川彬良の頭の中は、ワンダーランドだ!

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2015/3/21

宮川オペラ『ブラック・ジャック』

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宮川彬良作曲オペラ『ブラック・ジャック』三部作が完成し、お披露目の会が行われた。

アキラさんが手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』からインスピレーションを得て

作曲した室内楽のためのソナタ『ブラック・ジャック』を初めて聴いたときから

いつかは、このソナタ『ブラック・ジャック』が再び手塚治虫の世界へ戻っていく

ことになるのでは・・・・・・と思っていたし、そうしたいとも思っていた。

それが叶った時でもあった。わずか50名くらいの関係者の前で

披露されたその歌の数々は、まさに手塚治虫と宮川彬良との

コラボレーションの世界だった。

不条理、正義、運命、愛情、憎しみ・・・・様々な感情、想いが、魂の叫びになり、

歌になっている。

自分の仕事人生のなかで、一度きりの出会いであろうこの瞬間に立ち会えた

ことは喜びと同時に、この作品を世の中に残していくという宿命を負うことになる。

こうやって芸術は大きな時間の流れの中で、タイムマシンのように時空を旅する

ことになるのだろう・・・・・・・

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稽古は程よい緊張感のなか進んでいく・・・・・

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でもアキラさんと、西村友さんのユーモア満載の練習で、

歌がドンドン変わっていく様をリアルに見ることが出来て面白い。

この企画を考えてから、ここにたどり着くまでに、およそ5年の歳月が掛かった。

本公演は8月30日に行われる。

これがゴールなのか、単なる通過点なのか、

はたまたスタートなのかは誰にも分からない。

2015/3/15

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