彬良&米良 ふたりの歌謡ショウ in 所沢
およそ半年ぶりの「宮川彬良 X 米良美一 ふたりの歌謡ショウ」
所沢ミューズでの2daysです。
一日目は午後開演のため、仕込みの時間が少なく、
各セクション覚悟の上での作業開始!
まず、舞台上に各アーティストの位置を示すテープ(業界ではバミリ)を貼り、
それを基準に照明さんがスポットライトを吊り込み、調整をしていきます。
この作業が終わるまでは、舞台上では他の作業はできません。
ライトが上がれば楽器のセッティング、音響のセッティングなどを始めます。
円形の客席天井が美しい「所沢ミューズ」中ホール
舞台も広く快適な空間です。オープンして20年くらいだということですが、
風格と気品を感じます。
上は照明の仕込み図といわれるものです。
照明プランの設計図のようなもの・・・・・
結構な量ですが、百戦錬磨のベテラン照明マンKさん曰く
『俺はいままで、照明のせいでスケジュールを遅らせたことは一度も無い』
と有言実行・・・・・・見事2時間で仕込み完了!お見事でした。
こういう職人に会えるのが現場の楽しみでもある。
お話しすると絶対どこかで繋がっているこの世界・・・・・
なんと25年くらい前の現場でご一緒だったことが判明・・・・・
ピアノのソロのとき、後ろのホリゾント幕に映し出された彬良さんのシルエット
それは宮川泰さんのそれとソックリだった・・・・・
そんなひとりひとりの思いを乗せてお贈りする「ふたりの歌謡ショウ」
アーティストもお客さんもスタッフも、楽しくてしょうがない感じが爆発しています。
やっぱり良い歌詞のもつ音楽力は偉大です。
進行表も二日目になると、いろいろと変更が手書きで書き込まれることに・・・・
曲のエンディングで緞帳を降ろすタイミングは、タイムでは無くて
そのときの音楽の流れで判断することになるので、責任は重大です。
やり直しのできない、この緊張感を楽しむことができたら、一人前の舞台監督です。
2014/6/12
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