新しい歌、古い歌
初めての仕事で、札幌にやってきた。
予報では寒くなるとのことだったが、朝起きると真っ赤な太陽が昇っていた。
会場はNHKの横にある「札幌市民ホール」。旧市民会館があったところだ。
仮設の劇場ということだが、いい感じです。
黒に統一された客席はクールで現代的だ。楽屋は逆に白で統一されている。
仮設なのに反響板まであります。
今日のショウは「昭和・平成 名曲ものがたり」というタイトルだ。
私が少年時代を過ごした昭和30年代から始まる、昭和歌謡の世界。
我々にとっては、その過ごした時間や場所と一緒に、脳裏に刷り込まれている
『歌』の数々・・・・・・・。そして、その時代を知らない若い世代の人たちにとっては
『新しい歌』として感じることであろう『古い歌』。
客席では時空を超えた、何ともいえない、いい雰囲気が・・・・・・。
ピアノも40年以上現役を続けているオールドスタィンウェイ。
響板が真っ二つに割れたこともあるという、古い傷跡を残す老兵。
今はすっかり綺麗になったピカピカのフレームとボディからは、
今日のショウにピッタリのサウンドが聴こえてくる。
いろんな偶然やら必然やらが、折り重なって物語はできていくものなのだ。
宮川彬良さん、米良美一さん、Bass加瀬さん、Drum阪本さん
スタッフの皆さん、主催の皆さんお疲れさまでした。
そして、会場にお越しいただきました皆さんありがとうございました。
その後、まじめな反省会で札幌の夜は更けていった・・・・・。
2013/12/3
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