絵本と音楽の世界
事前のリハーサルでも、本番では良い物が出来る予感があった『絵本と音楽の世界』は、
大型台風が近づいている最中に行われた。前日に仕込みとリハーサルを終えた出演者、
スタッフは祈るような気持ちで帰った。夜半にだんだんと雨、風が強くなり、
家を出る頃には交通機関はオールストップという状況になっていた。
車でホールに向かう途中も木が道路上に倒れていたりと、かなり大変な状況だった。
心配な気持ちでゲネプロを始めたが、終わった頃には天気が劇的に回復していて
なんとか本番を迎えることが出来た。
朗読はアナウンサーの松本志のぶさん、ハープは彩愛玲さん。
子どものために考えた企画ですが、いろいろな年齢の子どもがいるなかで、
あえて子どもに寄っていかない作りにした。それはほんものを聴いたり、観たりすることで
子どもが『感じる』といった部分を大切にした。『楽しむ』というのは『楽しい』ということと
違うと思う。それは大人も子どもも同じだ。『楽しむ=たしなむ』ということだ。
これは本物でしか感じることの出来ないことなのだ。子どもの頃から『たしなみ』を
持っていたら、日本にはもっと芸術や文化が定着していくだろう。
『本物を知れ!』
2013/9/16
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