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2013年8月

音の深淵へ・・・

ヴァイオリンの辻井淳さんのレコーディングが終了した。

3日間にわたり、音の深淵を極める時間が過ぎていった。

CDのフォーマットは30年以上前につくられた、

サンプリング周波数44.1kHz 16ビットという、

デジタル全盛の、今の世の中から見たら、いささか古い規格でできている。

その規格のなかで、『何が出来るのか?』『何をやるべきなのか?』ということを

毎回考えさせられる辻井さんのレコーディング現場。音楽も技術も、ある時は哲学さえも

それに反映させていく姿勢・・・・・・。いつもながら『音の深淵』を垣間見ることになる。

人間は有りとあらゆる制約のなかで生きている。規格という制約の中で、

芸術も表現していかなければいけないのだ。

Photo

毛細血管のような選択肢のなかから、ベストを見いだす作業・・・・・・。

4006

54ug

過去のデータはあるが、いままでの概念は一旦すべて捨てて始めます。

それは、同じ場所ではないからです。同じ演奏家ではないからです。

同じマイクではないからです。同じ楽器ではないからです。

これらの変化をキャッチできるのか、はたまたできないのか・・・・・・。

ここが勝負の分かれ目です。

Photo_2

演奏家、ディレクター、エンジニア・・・・。

それぞれの熱い戦いはつづく・・・・・・。

2013/8/8

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