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撮られました・・・・・

3

昨日スキーに行ったときに、スキー場のプロカメラマンの方に滑りを撮影して貰った。

ひとつのターンを10コマくらいの連写で撮るのですが、これが動画で撮るよりも

滑りの詳細が解って勉強になります。滑っているときは、ひとつひとつの動作に

かなりの意識をしていて、それが連続可変的に続いていきますが、動画で見ていると

その意識の始まりだったり、終わり方だったりを、客観的にみて解ることは

ほとんど有りません。静止画で切り取っていくとその瞬間、瞬間が何を思って

滑っているのかが良く解ります。

いままで動画を見ていても滑りの何処がいけないのか・・・・。

なかなか見出すことができなかったが、一枚の切り取られた画の情報の方が、

多くを得られるという逆転の真実だった。

上の写真はフォールラインへ向かっていくときの谷まわりの画ですが、

このとき意識したのは、スキーのトップの方向と、脚部、腰、顔、目線、ストックなどの

向きでしたが、ほぼイメージ通りの谷まわりだと確認できます。

斜面は急斜面から中斜面へ移っていく、コースの途中です。左手のストックのしなりを

見ると解るように、かなりのスピードで滑っていますが、足下を見ると雪煙が全く

立っていません。自分のイメージではフォールラインへ向かっていく時の、谷まわりは

スキーをずらさずに、雪面に切り込んでいく、いわゆるカービング操作を100%

意識しています。エッジが少しでも外方向へずれると、雪煙が上がります。

実はこの後、フォールラインを過ぎて山まわりに入ったところで、小さなミスを

犯していますが、それが次のターンへ影響している様も、手に取るように解ります。

日頃、動画が多くの情報を持っていると思いこんでいる我々・・・・・・・・。

しかし一瞬を切り取った一枚の絵が語る真実の方が、真の情報を持っている・・・・・。

このことは、現代人が盲目的に信奉している科学技術というものにも通じるのだろう。

真実に目を向ける、心の目を持つことが大切だ・・・・・・。

スキーの滑りの分析から、とんでもないところに飛躍したが、真実でもある。

2013/3/6

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