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2012年11月

秋深まる

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浜松市の北部山間部にある龍山町・・・・・・・。

秋葉ダムの湖面に晩秋の空を映し出す・・・・・・。

昭和30年代には、峰の沢鉱山や秋葉ダム建設で賑わった場所も、

いまでは人口流出が激しく、過疎化と高齢化がすすんでいる。

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今日は、この地区の文化祭の仕事でやって参りました。

会場の森林文化会館・・・・。名前が示すように切り立った山に挟まれた、

ダム湖畔に建てられていて、定員238席のこじんまりした多目的ホールとして

地元の人達に愛されています。

しかし、侮る無かれ!

なんと、このホールにはドイツ製(ボッシュ社)のパイプオルガンが鎮座しているのだ。

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パイプ総数876本、15ストップを誇る、堂々たるコンサートパイプオルガン・・・・・。

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このオルガン誰でも弾くことができるそうで、中学生が学校帰りに弾いていくとか・・・・

他の町では考えられない「音楽の街浜松」ならではの光景も・・・・・・・。

今日の文化祭の出演者は子ども達と、人生の大先輩達だ。

日頃から踊りや歌を楽しんでいる様子が伺える素敵な人達だった。

なかでも、町内唯一の小学校『龍山第一小学校』、

第二も第三も無いのに第一小学校・・・・・・。

いろいろな変遷があったのだろうと察します。

全校児童13人という、全員が家族のようなコミュニティーを持つ・・・・・。

都会の学校では考えられない、ピュアなハートを持つ子ども達・・・。

4年生~6年生までの11人がリコーダーで演奏した、

『シチリアーノ』『となりのトトロ』は聴いている大人達の心を打ち抜いた。

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数年後には他の小学校に統合されてしまうらしい龍山第一小学校・・・・・。

閉会の言葉では、小学校5年生の短いながらも郷土愛溢れる挨拶が・・・・・・・。

一抹の寂しさと、温かい気持ちで家路についた。

2012/11/25

炸裂ライヴ!

西の聖地「ザ・シンフォニーホール」で5年ぶりに行われた

宮川彬良&大阪市音楽団「炸裂ライヴ!」

10月の関東ツアーの凱旋公演的な位置づけにもなり、アキラ&市音は

2日間に渡るリハーサルでも気合い十分の体勢だった。

いつも、『これが最高だ!』・・・・・と感じさせるこのコンビのパフォーマンスは、

どこまでも進化し続ける・・・・・・。リハーサルの最初から次元の違う演奏の連続です。

やればやるほど、それは広大に、深淵になっていく様が手に取るように解ります。

ブリリアントな音楽のシャワーを浴びた後は、晩秋の大阪城公園を散策して

打合せへと移動・・・・・・・。

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思えば5年前の「炸裂ライブ!」で、初めて大阪市音楽団の皆さんにお会いしたとき、

憧れの大阪市音と、敬愛する宮川さんと仕事ができる幸せを大切にして、

頑張ります!・・・・みたいな挨拶をして、メンバーの皆さんに苦笑されました。

今思えば5年前なのに、青臭いことを言ったなと思いますが、いまでもその気持ちは

変わりません。人間・・・夢を見なくなったらそれで終わりですよ・・・・。

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ゲネプロ中も、サウンドは進化し続けます。

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聖地シンフォニーホールで照明の演出を付けたり、くす玉割ったり、

エアーショット打ったりしていますけど、

大事なのは舞台で繰り広げられているものが「大切」という、

基本的なコンセプトで成り立っています。演出は過不足無くやるのが肝です。

「ひたむきな大人の吹奏楽団」は、「ひたむきな大人のスタッフ」を創り出す。

シンフォニーホールのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

Good Job !

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進行表は直前まで更新しますが、それでもゲネプロが終わった時には、

数々の変更が手書きで書き込まれることになります。

2012/11/23

OFF

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今日は掛川市にあるヤマハリゾート『つま恋』へイルミネーションを見に行った。

平日にも拘わらず沢山の人が来ていた。

このような場所に来ると、職業柄、見なくてもいいところに目がいってしまって、

純粋に楽しめなくなっている自分に気が付いた。

でも、家族は楽しんでいるようで良かった。

中央の通路デッキはト音記号になっています。

そして、私の興味は、この後の「かに料理のバイキング」へと移っていくのであった・・・・。

2012/11/19

『オーレ!』

フラメンコの倉﨑由佳さんの発表会があった。

私はもともと、フラメンコやスパニッシュ音楽に興味があり、パコ・デ・ルシアがデビュー

した頃からレコードを買い集め聴き入っていた。

スパニッシュ音階、コード進行など、何故、純日本人である、

若き日の私が、のめり込んだのかは、今考えても謎である。

そして、それはこの仕事をするようになって、いつしかフラメンコの舞台監督を

やらせて頂くことになり、ライブのフラメンコの凄さ、奥深さを知ることになった。

先生が主宰するフラメンコ教室の発表会ですが、日々の練習の成果を発表するという、

生半可なものではありません。常に刃と刃が当たって、火花が飛び散っている感じ・・・・・

全ては情熱の塊です。

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人生の喜怒哀楽を写し出すフラメンコの世界・・・・・

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カンタオール  永潟三貴生

カンタオーラ  小杉栄里

ギター      栗原武啓

パーカッション 橋本容昌

パルマ・バイレ 倉﨑由佳

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凄腕ミュージシャンたち

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床を踏みならせ!

ゆれる舞台の愉快

2012/11/18

アンサンブル・ベガ袋井公演

静岡県袋井市に在る、月見の里学遊館「うさぎホール」で今年最後となる、

アンサンブル・ベガのコンサートが行われた。

このユニークな名前を持つホールは、10年くらい前にオープンしました。

私もオープン当初、仕事で一週間に3日くらい通ってたところで、

こけら落としもやらせて頂き、当時のことを懐かしく思い出しました。

このホールで宮川彬良&アンサンブル・ベガのコンサートが行われる日が

来るだなんて思ってもみませんでした。

今回いろいろなご縁で開催して頂き、オープン時に関わっていた人間として

大変嬉しく思います。

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キャパシティ383人という多目的な小ホールで、残響が凄く長いわけでもなく

その空間に見合った等身大の響きがあります。

最近小さなホールでも、見た目より反射音や残響時間が長く感じられるホールが

少なからず在ります。

そのようなホールに比べると、この「うさぎホール」は音の明瞭度は上がります。

響きと明瞭度、この相反する物理的な現象をいかにマッチングさせるかということが、

音響設計の肝だと思います。このホールはY社のSさんというプロフェッサーが

設計に関わっていたそうで、納得のサウンドが響いています。

室内楽はやはり、このような空間にマッチする音楽だと云うことを、

改めて感じることができて、勉強になりました。

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本番では、夏ツアー~宝塚定期と創り上げてきたプログラムを、さらに昇華させた

演奏が繰り広げられ、心地よい達成感と、お客さんの笑顔を残して、

今年のアンサンブル・ベガのコンサートは終了となった。

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天使の輪・・・・・・

2012/11/17

ふたりのオーケストラ稲城公演

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舞台袖の小窓から見る大宇宙・・・・・・・。

まさに、そんな感じの『ふたりのオーケストラ』

サックスはビブラートは出来るが、和音は出せない。

ピアノは和音は出せるが、ビブラートは出来ない。

・・・・・と、アキラさんが云っていた。

それはほんの一端のことでもある。

自分の力を100%出し切ることで、相手も生きてくる。

そして、それはけっして一人では出来ないものを生み出していく。

今風な言葉で言えばコラボレーションですが、

「宮川彬良、平原まこと」このふたりの場合は、

そんな言葉では言い表すことができないものを創り出す。

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中でも「宇宙戦艦ヤマト 深海Ver.」は、誰が聴いても、

深海からヤマトが浮かび上がっていく様を、

スローモーションで思い描くことができる

ディープなアレンジが施されている。

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本番中は、私も舞台袖でじっくりと、ふたりの宇宙をたっぷりと堪能することに・・・・・・。

今年はこの稲城公演で「ふたりのオーケストラ」は最後ですが、

来年初めには、いくつか公演が予定されています。

是非、会場でお楽しみください。

2012/11/11

ゲバゲバ90分

昨日テレビのワイドショーでJASRACが発表した、『2012年国内作品分配額ベスト10』

なるものが紹介された。一般の人にはディープなこのベスト10。

簡単に云うと、その楽曲が演奏は勿論のこと、

音源がどのくらい(カラオケ、CM等で)使われたのかということだと思います。

その著作権使用料としての分配額。

そのベスト10には、1.ヘビーローテーション 2.ポニーテールとシュシュ

3.Beginner 4.Everyday、カチューシャ 等々 蒼々たるタイトルが並ぶ・・・・・。

その10番目には、なんと宮川泰先生の『ゲバゲバ90分』がランクインされている。

なんと昨年のランキングでも10位に入っている。

この浮き沈みの激しい音楽シーンに於いて、40年以上も前に創られた音楽、

それも歌詞が無い演奏だけの楽曲が、演奏され続け、使われ続けている。

凄いことだと思います。勿論CMなどで使われていることは大きいと思いますが、

音楽が持っている力というものは、人が思っているよりも大きいと思う。

音楽に新しいも、古いもありません。

『目に見えないものを軽んじてはいけない・・・・・』(宮川彬良談)

ということだと思う。

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宮川彬良&大阪市音楽Dahhhhn!!の定番でもある『ゲバゲバ90分』

どうぞコンサート会場で、生の音楽の力強さを楽しんでください。

2012/11/7

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