北海道の秋
ホールのロビーから美しい日本庭園を
眺めていると、何やらいい匂いが・・・・。
彼方に見えるオレンジ色の、
のぼり旗・・・・・・。
そこには、美味しそうな文字が・・・・・。
午前中にもかかわらず、
すでに行列ができているお店も・・・・・。
北海道の秋の味覚満喫か・・・・。
な~んて 観光気分で来ているわけでは
ありません。
宮川彬良のオリジナル作品だけで
構成された『心 de バレエ』の公演で
北海道伊達市に来ました。
カルテット+ボーカルという編成ですが、
ご覧の通りパーカッションの量が
半端ではありません。
この楽器を全部揃えるのに、
北海道内を大台1000Kmにあと2Kmに迫る、998Kmの距離をレンタカーで
走破した。函館空港から伊達、伊達から札幌、札幌から伊達、伊達から函館、
函館から伊達、伊達から札幌という未知の体験。
だいたい1000Kmという距離は、私の家から直線で札幌までの距離に相当する
距離だった・・・・・・・。途中、高速道路を90Kmで安全走行していると、後方から
もの凄いスピードで迫ってくる車が・・・・・・・。よく見ると白と黒に彩られた車の車内に
ヘルメット姿の人が二人見えた、事件か事故があったのかと思い道を譲ろうとすると
ぴったり後に付かれて、停止させられた。ヘルメットの人は
「かなりスピードが出ていたので停めさせて頂きました」とおっしゃった。
私「・・・・かなり?・・・スピード?・・・・・」
もう一人のヘルメットの人が「20kmオーバーで減点2点、罰金15000円になります」と
おっしゃった。
私「90kmで安全に走っていました」
ヘルメットの二人、異口同音に「ここは高速道路で最高時速70kmです」
私『合掌・・・・・・・・・・』
仏様のように優しいヘルメットのお二人に手を合わせその場を後にした。
そんなシュールなドタバタ劇のなか道内から集められた楽器達は、
一流のアーティストの大いなる力によって、素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれた。
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、パーカッション
というミニマム編成ではありますが、
音楽のスケールはとてつもなく大きい。
作曲者の自作自演というものは、
こういうものなのだ。ということを
改めて認識することになった。
歌の緑川まりさんは、リハーサルから
グイグイと琴線に触れるような、
歌心で唱っていましたが、本番では
そのアプローチを少し変化させて、
それにピアノの宮川彬良さんが
反応して、その瞬間でしかできない芸術
を魅せてくれた。
緑川さんはコールされて舞台に出ていく後姿は、
まさに風をきって進んでいくようで、凄くかっこいい!(私談)
歌声は600人分のボリュームを持っている!(アキラ談)
またいつかご一緒させてください。
2012/9/22



最近のコメント