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2012年9月

北海道の秋

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ホールのロビーから美しい日本庭園を

眺めていると、何やらいい匂いが・・・・。

彼方に見えるオレンジ色の、

のぼり旗・・・・・・。

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そこには、美味しそうな文字が・・・・・。

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午前中にもかかわらず、

すでに行列ができているお店も・・・・・。

北海道の秋の味覚満喫か・・・・。

な~んて 観光気分で来ているわけでは

ありません。

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宮川彬良のオリジナル作品だけで

構成された『心 de バレエ』の公演で

北海道伊達市に来ました。

カルテット+ボーカルという編成ですが、

ご覧の通りパーカッションの量が

半端ではありません。

この楽器を全部揃えるのに、

北海道内を大台1000Kmにあと2Kmに迫る、998Kmの距離をレンタカーで

走破した。函館空港から伊達、伊達から札幌、札幌から伊達、伊達から函館、

函館から伊達、伊達から札幌という未知の体験。

だいたい1000Kmという距離は、私の家から直線で札幌までの距離に相当する

距離だった・・・・・・・。途中、高速道路を90Kmで安全走行していると、後方から

もの凄いスピードで迫ってくる車が・・・・・・・。よく見ると白と黒に彩られた車の車内に

ヘルメット姿の人が二人見えた、事件か事故があったのかと思い道を譲ろうとすると

ぴったり後に付かれて、停止させられた。ヘルメットの人は

「かなりスピードが出ていたので停めさせて頂きました」とおっしゃった。

私「・・・・かなり?・・・スピード?・・・・・」

もう一人のヘルメットの人が「20kmオーバーで減点2点、罰金15000円になります」と

おっしゃった。

私「90kmで安全に走っていました」

ヘルメットの二人、異口同音に「ここは高速道路で最高時速70kmです」

私『合掌・・・・・・・・・・』

仏様のように優しいヘルメットのお二人に手を合わせその場を後にした。

そんなシュールなドタバタ劇のなか道内から集められた楽器達は、

一流のアーティストの大いなる力によって、素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれた。

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ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、パーカッション

というミニマム編成ではありますが、

音楽のスケールはとてつもなく大きい。

作曲者の自作自演というものは、

こういうものなのだ。ということを

改めて認識することになった。

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歌の緑川まりさんは、リハーサルから

グイグイと琴線に触れるような、

歌心で唱っていましたが、本番では

そのアプローチを少し変化させて、

それにピアノの宮川彬良さんが

反応して、その瞬間でしかできない芸術

を魅せてくれた。

緑川さんはコールされて舞台に出ていく後姿は、

まさに風をきって進んでいくようで、凄くかっこいい!(私談)

歌声は600人分のボリュームを持っている!(アキラ談)

またいつかご一緒させてください。

Photo_7 2012/9/22

武田双雲 VS 清塚信也

ベガ定期の日の同じ時間に、仕事をダブルブッキングしていた。

当日現場へは行けないので「構成・演出・ステージプラン」をやらせて頂いた。

書道家=武田双雲 ピアニスト=清塚信也 という、それぞれの業界では、その型に

囚われないパフォーマンスで人気の風雲児ふたりの、ガチンコバトル企画!

『書とピアノのコラボレーション』・・・・・・・。

6月に初めて顔合わせ&打合せをした時、お二人はお互い初対面にも拘わらず、

キレキレのアイデアが溢れ出す会話、そして新しい創造を追い求める姿と同時に、

それぞれの歴史や古典についても含蓄のあるお二人の話は、2時間もの間

途切れることはなかった。このうち合わせを映像に録っておけば『売れたのに・・・』と

思わせるエキサイティングでクリエイティブな打合せだった。

私の演出や構成は、自分が客席で見てみたい、聴いてみたいという

100%お客さん目線で考えます。そこには衒いも奢りもありません。

出演者も観客もスタッフも、全て幸せになることが、私の仕事の目標であり

『夢』でもあります。

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宝塚から帰り、何とか打ち上げに

合流できました。

双雲さん、清塚さん お疲れさまでした。

ありがとうございました。

足腰の弱ったチーターに

ならないように頑張ります。

2012/9/16

ベガ・ホール定期演奏会

宝塚市にあるベガ・ホール

ここでアンサンブル・ベガは産声を上げた・・・・・・。

今回で18回目の定期演奏会。

いつもここに来ると、帰ってきたという感覚よりも、

これから始まるという気持ちになるのは何故だろう・・・・・。

それは始めた時の理念やら信念を、持ち続けいるからに他ならない。

それは何なのか?と、問われても答えられないくらいに

強固に刻み込まれているものだと思う。

そしてその対軸にある、変化や進化していく姿勢の柔軟さがアンサンブル・ベガには

あるということだ。それを再認識するのが、ここベガ・ホール定期ということになるの

では・・・・・・。

Photo

シューベルトの八重奏曲のリハーサルを

していると、以前ここベガ・ホールで

この曲を演奏したときの記憶がメンバー

に蘇り、当時(何年前か分かりませんが)

の思い出話がチラホラ出てきて、

アーティストたちが過ごした時間を・・・・

歴史という時の移ろいを感じた。

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そして今回のメインは、夏のツアーでも

その完成へ向かう過程をリアルタイムで

感じることができた、

ジャン・コクトー『堕天使の恋』完成版の

初演ということになった。

全部で40分近い大曲・・・・・。

ピーンと張られた糸が絶えず、双方向に

ある時はゆったり、あるときは急激に振られる感覚・・・・・・・・。

原作はバレエの為に書かれた楽曲ですが、音楽だけで聴くと、聴いた人それぞれの

脳裏に、場面やストーリーが自由に浮かんでくる、

空想、妄想なんでもありの作品になっています。

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この台はクラリネット鈴木豊人さんが使う

持ち替え用クラリネットとリードなどの

小物を置く台です。いつもはホールにある

箱馬などを使っていますが、

今回オリジナルを作ってみました。

舞台は非日常的な場所です。

常に振動に晒され、それも低い音から

高い音まで鳴っている場所では、小さな空間(隙間)等があると、

共振などの物理的な振動が発生する場合があります。そのようなリスクを排除するために

木材の種類、厚さ、太さ、ジョイント方法など鑑みて作ります。

舞台は照明も当たるので、照明が反射しない塗装などもします。

プレイヤーが気に入って使ってくれれば、冥利につきます。

そんな少しの事で、音が変わるとしたら、何と楽しい仕事だろうか・・・・・・。

2012/9/16

夏の終わりの大千瀬川

この夏、鮎の友釣りに10回近く行った。それも全て同じ川、同じ場所、同じ時間という

マニアックな釣り方をした。場所は天竜川水系にある大千瀬川(通称=浦川)だ。

鮎釣りのシーズンは短い、その短い期間に同じ場所で釣り続けることで、

鮎のいろいろなことが見えてくるだろうと思い計画した。

時の移ろいと共に、自然は絶えず変化していく。そして、そこに生きるものたちも・・・・・。

場所が変わらなければ、時間軸だけが変化していく、これを感じたくて思い立った。

鮎釣りの楽しみは、今日はあそこが釣れそうだ・・・・・・。ここは今日はダメみたいだ・・・・。

てなことを考え(予想)するのが楽しみの一つではあるが、その真逆をすることで

見えない物が、見えてくる・・・・・・・・。

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通称=竹藪という場所のトロ場

鏡の水面を持つ、少し深めの場所、

この場所の20m範囲で今シーズン

釣り続けた。最初来たときは、かなり

手こずった。1日やっても5匹も

釣れなかった。鮎は沢山いるのに

釣れない・・・・・・。散々な釣果だった。

しかし、少ないけれど釣れたときの状況、時間、釣り方、などを蓄積すると

あるベクトルがあることが分かった。それを此処で云うと明日から、この場所に

釣り人が殺到するので言いませんが、それを探し出すのも鮎釣りの楽しみです。

釣行のときは、決まった時間に起きて、決まったルートで川へいく、その前に

囮屋さんへ寄り、いつもの会話をして、いつもと同じサイズの囮を2匹買う・・・・。

釣り始める時間は8時からと決めている。こういう決まったルーチンをすることで

確かなデータというものが蓄積される。

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昨日は渇水でいつもより厳しい状況

だったが、いつもの石の処には

大きな鮎がひそんでいた。

上の囮鮎も背掛かりで掛けた、

20cmサイズですが、掛かった鮎は

それより遙かに大きいサイズだった。

鮎釣りは掛かっても、外れてしまう

いわゆるバラシが少なからずある、これを限りなくゼロにすることを考えることが、

コンスタントに釣果を上げることになる。掛かった鮎をバラす確率は1~2割はあるので

この研究も大事だ、仕掛、道具、釣り方、に細心の工夫を凝らす。その結果

昨日は、鮎釣り歴で初めてバラシ0を達成した。つまり、掛かった鮎は100%

取り込んだのだ。

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午前中に20匹ちかくの鮎を

釣り上げた。

朝来たときは誰もいなかった川は、

昼には15人くらいの釣り人が

集まっていたが、ほとんど釣果0匹の

状態だった。対岸の釣り人が

釣れている私を見て「いい場所に入ったね」

と声をかけた・・・・・・・。私「そのようですね~・・・・・」と軽く受け流す・・・・・・。

『いやいや本当は違うんですよ、この場所で釣る方法を考えたんだよ・・・・・・』

てなことを心で呟きながら粛々と鮎を釣り上げていくのは気持ちが良い・・・・・。

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昼過ぎにゴロゴロと遠くで、雷が鳴り出した

のでサッと釣り竿をたたんで、

川をあとにした。

自然の中で遊ぶのであれば、

常に自然に対して畏敬の念を忘れない。

これが自然と遊んでもらえる条件だ。

2012/9/7

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