レッスン
小学生の娘が金管バンドをやり始めたので
トランペットのレッスンをすることに・・・・・。
全くの初心者で、変な癖もついていない為
エアーの使い方、マウスピースのセットの
仕方、唇のアパチュア、
音へのアプローチの仕方、等々
素直に呑み込んでいって、
自分が初心者の頃と比べると、格段に筋が良いと思っていたが・・・・・。
先日、一週間レッスンを見てやれなくて、久しぶりに音を聴いてみると
お祭りのラッパのようなサウンドになっていた。いろいろチェックすると
唇が真一文字に横に引かれていて、エアーの使い方も酷い状態になっていた。
娘に聞くと、先生による演奏テストがあり、私の教えたことが否定され、修正された
ということだった。小学校の先生の守備範囲は広く大変なのは良く理解できるが、
良い音の概念というのは、変わらないはずである。
唇を真一文字に引いて吹くという奏法は、戦争中の信号ラッパの奏法であり
今時この奏法で金管楽器を吹いている人はいないと思う。
高い音を出すときは唇を思い切り引いて出しなさい・・・・・・・。
というのは間違いで、音域により口腔内でシラブルを設定して、口腔内の容量によって
音の高低をコントロールするのが普通です。娘にとっては親と先生、二人の先生の
言うことをどう受け止めるのか、難しい問題ですが、良い方向性を見出していきたいと
思います。
娘がレッスンで使っている
バック ストラディヴァリウス
☆の刻印が押してあるライトウェイトモデル
生産された最初のロットが日本に輸入
されたときに選定して買ったもの・・・・・。
これで学生時代、学費と生活費の全てを
稼ぎ出した盟友・・・・・いまも健在なり。
いまはもうトランペットは吹いていないが、多くの楽器を保管している。
ホルトンのメイナードファーガソンモデル、ゲッツェンのセバリンセンモデルなどの
シグネチャーモデルや、シルキーB5などの名器もあり、いつの日か、これらの楽器で
娘と一緒に演奏するのが夢でもある。
2012/7/4
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