ロッシーニソナタ集
ベガリハーサルの後、深夜琵琶湖西岸へ向かった。
ミッションはロッシーニソナタ全曲を録りきるというハードな内容・・・・。
ジョアッキーノ・ロッシーニがなんと12歳の時に作曲した
『弦楽のためのソナタ集』全6曲・・・・・・。
プレーヤーもスタッフも最初は手探り状態でスタートした・・・・。
テイクを重ねプレイバックを聴いて方向性を見出していく泥臭い作業・・・・・。
コマーシャルスタンスでは絶対にできない究極の制作作業・・・・・・。
しかも、演奏もエキップメントもあくまでシンプル指向を貫き、
変化球や小手先の対応をしないというスタイルで行う。
演奏者4人、エンジニア1人、プロデューサー1人というミニマムな集団・・・。
信頼関係に裏付けされた、一人一人の責任を果たさないと成立しないミッション・・・。
良い意味で、『はっきり言ってかなりシビレた・・・・・』
可能性は無限大だ・・・・・。
メンバーは辻井さん、M夫妻、GANちゃん
の4人、合宿のように過ごした時間は
濃厚で常に制作意欲が湧き上がる
数日間だった。
ロッシーニの音楽もシンプルで
ありながら奥が深いし、出し惜しみが
全く無い。ロッシーニは自分で楽しむ
ために書いたのでは?と思うくらい
セッションを楽しめる曲が多い。
12歳なのに恐るべしなのか・・・・・。
12歳だから書けるのか・・・・・・。
こだわりのモニタースピーカー
YAMAHA NS-10M STUDIO
Rogers
何故2セットあるのかは秘密
マイクはDPA-#4006をメインに
Schoeps を使った。
いろいろな発見があった現場だった。
朝から夜おそくまで音楽にどっぷりと浸かった4日間は、なんとも愛おしい時間だった。
2011/9/9
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