辻井淳の世界
一ヶ月以上も更新していなかった・・・・・。
理由は無い・・・・・。
しかし、100周年の記念事業という大きなハードルを乗り越えたことで、
自分として残された時間を考えるようになった。
やるべきことは何なのかをはっきり意識するようになった。
そんななかでヴァイオリンの辻井淳さんのレコーディングがあった。
高島市のガリバーホール
5月に撮った同じ位置で
撮ってみた。
水田の稲が健やかに成長していた。
空も夏の雰囲気だ・・・・・・。
ホールの内部も美しく
ピアノもホールのコンディションも
素晴らしい状態だった。
気温や湿度によってその状態が
左右されるものは、技術的なことでは
対応できない為、いつも祈るような
気持ちでホール入ります。
我々スタッフが作業をする部屋の
環境も、その音創りに関係してきます。
一日中いることになるので、
外の景色が見える部屋を
ミキシングルームにします。
全てのセッティングをして、
全てのコンディションが整い、
いよいよリファレンスを録ることに・・・・。
一週間前に浜松で今回録音する
プログラムでリサイタルを敢行した
辻井さんとピアニストの藤井さん
仕上がりも良く、余裕の笑みが・・・・・。
しかし、そのレコーディングの現場は、とてつもなくハードで過酷な現場です。
一切の妥協は無く、とことん究極を追い求める泥臭い創造作業・・・・・・。
スマートでクリエイティブな世界とはかけ離れた、真の芸術家の姿をみることができた。
2011/8/5
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