浜松市制施行100周年記念公演
私の生まれ育った町、浜松市は7月1日に市制100周年を迎えました。
記念式典につづいて行われた、記念公演の構成・演出を担当させて頂いた。
100年という言葉が重く、重く、重く感じる日々が続きました・・・・・。
これは100周年のお祝いのイベントという単に祝祭的なものだけではなく、
過去を知ることで、明日(未来)が見えてくるようなものにしたいと考えました。
そんな考えのもと、過去の写真資料などを見るうちに、
当時の街角のスナップ写真一枚、一枚にも、単に懐かしさだけでなく、
その時代に生きた先輩たち、そして父、母の一生懸命に生きた日々が見えてきました。
今の世の中私も含めて、みんな前ばかり見て、将来ばかり考えていませんか?
そんなとりとめもない自問自答を繰り返す中で、自分なりにコンセプトを考えた。
今というのは過去と未来の中間点・・・・・。
未来を思い描くのであれば、過去を知れ・・・・・。
10年後を思うのであれば、10年前を知れ・・・・。
50年後を思うのであれば、50年前を知れ・・・・。
100年後を思うのでありば、100年前を知れ・・・。
今回の仕事では、本当にたくさんの勉強をさせてもらった。
大手の某広告代理店がやるような格好いい創り方は出来ないが、
手作りでアナログ的な感覚で、構成を考えた。
短い時間ではありましたが、充分に音楽の楽しさや、作品の持つメッセージなどを
感じ取って頂けたのではと感じております。
このイベントに関わった全ての人たち、また会場に足を運んで頂いた多くの市民の
皆さま全てに感謝します。
ありがとうございました。
アキラさん自らピアノを弾いての
合唱指導・・・・・・。
そのときひらめいたアイディアは
すぐに形に・・・・・・。
体温が1度アップした。
吹奏楽の指導も激熱だった。
ここでも、アイディアが・・・・・・・。
作曲家の頭の中は、引き出しが
一杯だ!
本番では見事なパフォーマンスを
見せてくれた500人の子ども達
本番が終わり、緞帳の裏側では
宮川彬良さんの優しくも熱いエールが
メンバーに送られた。
これで、このバンドは解散し、もう二度と
同じメンバーで演奏することは無くなった。
一期一会を大切にしたメンバーの顔は
輝きに満ちていた。
2011/7/1
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