セミナー
先日、浜松市アクトシティ音楽院からの依頼で講師をすることに・・・・・。
アクトシティ音楽院の事業で、音楽イベントの主催者として活躍できる
人材を育成することを目的として『主催者養成セミナー』というものを開催している。
一年間で企画からコンサートを開催するまでを実践で学ぶという講座で、
ことしで10期目となります。
今日の講義内容は『舞台監督の役割および計画の立て方』等となっています。
そもそも舞台監督とは何する人ぞ・・・・・・。ということからお話しさせて頂いた。
自分でも舞台監督の業務範疇がどこからどこまでなのかは定かではないが、
今の自分がやっていることの、ほんの一部を紹介させてもらった。
選ばれた精鋭15名の前で、自分の少しばかりの経験を話した。
オペラ、バレエ、コンサートなど、いろいろなシーンでの舞台監督の役割、
それは、その全てを大好きでないと絶対にできない仕事であることを話した。
好きだということは、ただ見たり聴いたりするのが好きという話ではない。
その舞台上で起こる全ての現象を理解できるかということ。
私は出演者が1人のコンサートから、総勢400人のコンサート、オペラまで
舞台監督をやる上でのスタンスは変えません。
規模によって仕事の質や量が変わるわけではありません。
ピアノ一台のコンサートでも、セッティングの仕方や照明の当て方など、
数多くのチェック項目があります。それらをスムースに決めていくには
自分の中に基準点が無ければできません。正確に音を聞きわけられる耳、
アーティスト側、観客側それぞれの視点で、ポイントを決めていく作業。
それらは教えられるものではなく、経験することでしか身に付かないことでもある。
でも、ず~と好きならばできることでもある。
史上最強といわれている第10期生の皆さん!
本番楽しみにしています。
頑張ってください。
2010/10/24
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