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2010年9月

世界にたった一つのプログラム・・・

Cimg3399 今日はピアニスト高橋アキさんの

コンサートだった。

お会いするのは初めてですが、

SPCの田中惠子先生が、前々から、

もう、それはそれはエンドレステープの

ように高橋アキさんのお話しをされて

いたので初めてお会いする

感じはしませんでした。

しかしながら、その懐の深さ、悠々とした姿勢には、こちらの背筋をピンとして真摯に

させるオーラが放出されていた。

今日のプログラムはSPC主宰の田中惠子先生のオールリクエストによる

世界にたった一つのプログラムです。

このプログラムを考えた人の気持ちを、ヒシヒシと感じることができる演奏会だった。

仕事柄、ピアニストの背中を見ながら演奏を聴くことになりますが、

これがまた客席で聴くのとは違う、凄いものを聴くことになります。

それは、ピアニストが絵を描いているかのように見えるときがあります。

演奏家の気持ちが何処へ向かって演奏しているのかは、知るよしもありませんが

目の前のお客さんなのか、頭の中のキャンバスなのか・・・・・・・。

少なくとも後ろへは向かっていないのは判る・・・・・・。

ならば何故・・・・・・。

背中は無意識のうちに真実を映し出す鏡かも知れない。

大発見!!政治家の演説はみんな後ろから見よう!

そうすれば真実が判る! な~んて・・・・・・。

オーケストラの指揮者は『さぁ~皆さん私の後ろ姿見てください!』って感じなのか、

どうなのか良く判らないが、わたしの言いたいのは『無意識に』ということだ、

皆さんも機会があったら、アーティストの後ろから、じっくりとその演奏に耳を

傾けてみてはどうでしょう・・・・・・。本物は間違いなく違う・・・・。

                     PROGRAM

         エリック・サティ    ジムノペディ 第1番

                      夢見る魚

                      ジュトゥヴ

               早坂文雄    恋歌 第3番、第4番

                      ノクターン(レント)

                      写真

        ラフェット・ルディ     忘れられた墓  (2009)

                 武満 徹     さようなら (作詞:秋山邦晴) 西村 朗 編

  「ハイパー・ビートルズ」より    ミッシェル  バーバラ・モンク=フェルドマン 編

                      ジュリア   バニータ・マーカス 編

                      ゴールデン・スランパー  武満 徹 編

              アルヴィン・カラン      タンゴ No.1

                            AYUO      ユーラシアン・タンゴ No.3

イーゴル・ストラヴィンスキー       タンゴ

                          西村 朗     タンゴ

2010/9/25

二人のオーケストラ

約半年の充電期間をおいての新生『アキラさんとまこと君-二人のオーケストラ-』は、

まさにタイトルが示す通り、たった二人で奏でる壮大なるオーケストラだった!

Photo

その演奏は時には会話であったり、

決闘であったり、コントであったりと

様々な絵を見せてくれる。

小さな子どもから年輩の方々まで

幅広い年齢層に楽しんで頂くという

エンタティメント精神。また、それを

自分の楽しみや、創造活動の糧としている

お二人の真摯な姿勢。

あくまで敷居は低く・・・・・しかし音楽性はとんでもなくハイレベルな『二人のオーケストラ』

Photo_2

平原まことさんが吹くソプラノサックスの

音色は、私がいままで聴いたことのない

えもいえぬ美しいサウンドだった。

リハーサルを聴いていて思わず

涙が零れそうになった・・・・・。

神戸芸術センター芸術劇場に満席となった

お客様も同じ気持ちだったのでは

ないでしょうか・・・・・・。

Photo_3

帰りの新幹線から見る夕空は

いつのまにか秋の佇まいに・・・・・。

偶然にもベガ夏ツアーで帰ったときと

同じ新幹線だった。例の豊橋駅前の

温度計は約一ヶ月前に撮った写真と

比べると日が沈むのが早くなっていて

気温も21℃と一ヶ月前の39℃に

比べるとなんとマイナス18℃ということになっていた・・・・・・。

Photo_5

季節の移ろいも感じないような

世の中になのか・・・・・。

自分の生活なのか・・・・。

2010/9/23

アキラ塾 Vol.3 初演

アキラ塾の新作が登場!

出演者やスタッフでも、何が起きるか判らない『アキラ塾』・・・・・・。

それも新作初演となれば、間違いなく何かが起こるであろうと覚悟して臨んだ本番・・・・・。

予定では1時間45分と読んでいた公演時間、延びても2時間のつもりだった・・・・。

しかし、結果は2時間15分という歴代2番目の記録となった。

長時間にわたり、授業を受けて頂いた塾生のみなさん有り難うございました。

Photo

芸文の照明さん手作りの『アキラ塾』の

文字看板の下、今回はパネルが3枚

並びました。回を重ねる事に1枚づつ

増えています。

その横でなにやら思案中の舞台監督。

初演の時はとくに、念入りに段取りを

確認しながらやります。前作の『アキラ塾』

では、出演者の一人として登場していましたが、

今回は役はないけれど、かなりの登場回数です。

Photo_2 相変わらず『アキラ&ひろみ』は、

見事なコンビネーションでゲネプロから

軽快に飛ばしていきます!

客席にいるのは関係者だけですが、

すでに大受けです。本番への期待も

高まります。

Photo_3 岡崎さんに振りかけようとしているのは

銀の雪です。

このアナログ的な手作り感が『アキラ塾』

の基本です。本番は想定外のいろいろな

事が起こります。それさえも楽しんでしまう

懐の深さがあり、

舞台裏では『おしぼりダー』『霧吹きダー』

『タオル!タオル!』『おべんと箱の箸は?』などと口走りながら楽しんでいます。

そして、最後に私が持っていったお弁当箱の中から出てきたものは、

先日レコーディングした、ホカホカできたてのCDだった。

二人の即興のコントで客席を盛り上げ、最後の『岡崎裕美を聴く』のコーナーへ・・・・・。

コントをやっておいて、直ぐに『手紙』のイントロを弾き出すアキラさん・・・・。

万感の思いを込めながらも、その歌詞を客観的に歌い込む岡崎さん・・・・。

岡崎裕美さんは、とても姿勢がオープンだ。姿勢と云っても見た目だけでなく

マインドもオープンだ。肩肘、張っていない。自然体だという印象を強く受ける。

けれど同時に、どこか筋が通っていて、強靱でもある。人を押し退けてまで

目立とうという感じではない。けれど、自然に、いま歌うべき歌い手としての

スタンスをきっちりと映し出す。じつに柔軟な、しかも強靱な、持続を感じさせる。

Photo_4

2時間15分全力で走りきったのに

まだまだ元気な裕美さん。

わたしはヨレヨレでおまけに、

アルコールを許容量以上摂取したため

フラフラでした。

岡崎さん、その柔軟な強靱さはいったい

どこからきているんですか?

2010/9/8

大阪市音楽Dahhhhn! ひこね公演

5月のアンサンブル・ベガひこね公演以来、4ヶ月ぶりにひこね市文化プラザ見参です。

ここの劇場支配人のNさんの並々ならぬ、吹奏楽フリークぶりに、

吹奏楽馬鹿を自認する、おふぃすベガスタッフ浜松組はタジタジになりながらも、

宮川彬良&大阪市音楽Dahhhhn! ひこね公演を無事終了することができました。

仕事柄、全国いろいろなホールへ行かせて頂いていますが、舞台のスタッフさんや、

事業企画の担当の方々の熱い思いを、現場で聴かせて頂くと、こちらも頑張らなくてはと

いう気持ちになります。

Photo_15 凄い大きな舞台です。

正面反射板に可動式(手動)のフィンが

付いていてそれを可変することにより

舞台上のモニタリングを変えることが

できます。とにかく音楽のためには

何でもやりたい出演者&スタッフ

ああでもない、こうでもないと

言いながら45度の角度に決定!

Photo_16

Photo_17 写真はゲネプロの様子ですが、

昨日のリハーサル同様、

当然本番モード突入です。

Photo_18 左は本番中の宮川彬良さんです。

客席からは見えませんが、

楽しくてしょうがない感が・・・・ありあり

そして、今回2回目のお披露目となる

『大ラッパ供養』は、彬良さんが

タイトルを自ら言った瞬間に

吹き出していましたが・・・・・。

「な~んじゃ~それ」って感じの

タイトルですが、これがなかなか

かっこいいんです!

昨年、『今までの吹奏楽曲にない斬新な

曲を作ってください』とお願いして

書いて頂いた作品ですが、見事なまでに、そんじょそこらにある吹奏楽曲とは違います。

まもなくCDが発売されるとのことですが、是非ライブに来てノリノリのグループ感を

バンドと一緒に楽しんじゃって下さい。

さて、次は8日の『アキラ塾』だ!

頑張ります!

2010/9/4

大阪市音楽Dahhhhn!リハーサル

明日の大阪市音楽Dahhhhn!ひこね公演のリハーサルのため、

東京から大阪へ移動です。

Photo_13

少し前までエアコンが壊れて使えなかった

市音の練習場だそうですが、修理も終わり

快適です。

リハーサルも快調に進み、スタンドプレイの

タイミングやら、振り付け?、つっこみ?

の確認などをしながら、涼しい練習場で

熱い演奏が繰り広げられています。

Photo_14 見てください!

このホーンセクションの激熱プレイ!

とくにトロンボーンセクション

みんな顔、真っ赤でっせ!

いいなー ラッパ吹きたい!

明日が本番なのを忘れて

大いに楽しませて頂きました。

2010/9/3

新作『アキラ塾』バージョン3

アキラさんと岡崎さんは、レコーディングの後、9月8日の兵庫芸術文化センターで

行われる『アキラ塾』のリハーサルのため、練習スタジオへ移動しての稽古となった。

Photo_12 今回の新作『アキラ塾』でも、皆さんを

アッといわせる授業を展開させるべく

熱の入ったお二人のリハーサル風景。

内容については申し上げられませんが

はっきり言ってメチャメチャ面白いです。

音楽で笑いたい人、泣きたい人は

兵庫芸文へ急げ!

2010/9/2

歌が生まれる場所

琵琶湖西岸の高島市で4日間のレコーディング敢行中、私は2日目が終了した時点で

次の日東京まで行くため、一旦浜松へ帰ることに・・・・・・。

2日目の録音が終わって浜松まで車で帰ったら、なんと午前3時だった。

それからお風呂に入り、4日の大阪市音楽団彦根公演までの旅支度をし、

朝食を食べて、11:00時までに東京の某スタジオへ行くべく家を出た。

Photo_11 そこで行われていたのは、『アキラ塾』の

名コンビ宮川彬良さんと岡崎裕美さんの

レコーディングです。

ライブの中でも歌われている珠玉の名曲

2曲の録音です。

間違いなく平成生まれの名曲として、

残っていくであろう、その歌詞とメロディー

の美しさ・・・・。そして作曲者自らが弾くピアノ、こころに染みいる岡崎裕美の歌。

作詞家、作曲家、歌い手といった職人たちが、こころを込めて創った音楽が

そこにはある。

詩、曲、唄、そこには過剰なものは一切無いシンプルな関係が見える。

まさに歌が生まれる場所に、自分が立ち会えたことを嬉しく感じた瞬間だった。

2010/9/2

琵琶湖西岸

Photo

またまた、やって参りました琵琶湖・・・。

8/31~9/3までの予定でレコーディング

です。

今回は弦楽カルテットということで、

私の好きなジャンルでもあり、

自分の感性の全てをつぎ込んでやる

つもりでホールに入った。

Photo_2 カルテットのメンバーは、Vi辻井淳、

Vi釋伸司、Vla沖田孝司、Vc雨田一孝の

面々です。その『マイハート』という

グループ名が表すように、ハートフルな

音楽を創っています。

メンバーの4人そしてプロデューサーと私を

含めた6人はアラウンドフィフティという

世代です。その親父たちが今回挑戦するのは、ベートーベン弦楽四重奏第15番と

コルンゴルド弦楽四重奏第2番です。一日10時間にも及ぶリハーサル、チェック、本番

というハードな日々・・・・・・・。しかし、親父たちは遙か彼方に見える一点に向かって

力を緩めることなく突き進む、創っては壊し、創っては壊すという究極の創造・・・・・。

Photo_4 親父たちの背中・・・・・。

けっして疲れているわけではなく

音楽と一体化しているその佇まい。

いい感じでレコーディングは進む。

しかし、おなかは減る・・・・・・。

この4日間は音楽しているか、

食べているかのどちらかしかない・・・・。

・・・・・ということで高原にあるソラノネ食堂という自然食レストランへランチに行った。

Photo_7

山の方へ分け入っていくと、広大なる

畑の中に『ソラノネ食堂』はある。

自然の中で、そこで作っているものを

食す・・・・・。

Photo_8

かまどご飯セットや、野菜カレー、

オムレツなどなど、高原の雄大な景色

を見ながら充電し、親父たちはまた

ホールへと帰っていく・・・・・・。

Photo_9

Photo_10

食べる~演奏する~寝る

ただそれだけの日々・・・・・・・。

しかし、そのときの思いは想念となって

CDに刻み込まれる。

そしてまだ見ぬ人々へ伝えられる・・・・・・。

2010/9/1

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