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辻井淳の熱きレコーディング

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琵琶湖西岸・・・・・・。朝9:00時・・・・・・・。すでに摂氏36℃・・・・・・・・。

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 一年ぶりにやって参りました、高島市にあるヨーロッパの教会風な外観の

『ガリバーホール』。今日から3日間の予定で、バイオリンの辻井淳さんの

レコーディングのエンジニアとして来ています。

辻井さんとはアンサンブル・ベガやアクトシティポップスオーケストラなどで

ご一緒させ頂いています。先週の近藤浩志さんに続きベガのメンバーとの

お仕事ということで、いつにもまして気合い入ってます!

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昨年少しお手伝いに来ていて、ホールの響きや特性などのデータは頭の中に

あったので、割とスムーズにマイクのセッティングも決まり、調律が終了したら

リファレンスを録音するだけの状態です。私が辻井さんの録音をするのは初めてですが

アンサンブル・ベガの仕事をする中で、辻井さんの音を分析したり、辻井さんの

音に対する考え方などを伺ったりしているので、いつもの辻井淳そのものが

聴いている人に伝わるようなミキシングを心がけ、変化球は投げないで

全て直球をコースを変えながらという組み立てでエクィップメントのプランを立てた。

DPA #4006   Schoeps CMC54Ug CMC52Ug  Neumann KM84i などなどで

辻井淳の音を余すことなく収録できれば、かなりの作品ができるのでは・・・・・・。

という期待感と、それを実現しなければというプレッシャーの中、録音は始まった。

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辻井さんのレコーディングスタイルは、全部の曲を1テイクという考え方で録り進んでいく

つまり、リサイタルと同じで楽譜を一切見ないで、全曲弾き通すという超人的な

レコーディングです。そのため演奏が始まると約70分くらいは辻井さんはじめ伴奏者、

譜めくり、スタッフはかなりの集中力をつぎ込まないと、

最後までやり通すことはできません。そのため1クールが終わると

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床に倒れるように座り込みます。これを3日間つづけます。命かかってます・・・・・・。

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そんなハードなレコーディングワークですが、楽しみはやっぱり食べることです。

高島市は古い町並みが残り、付近を散策するだけでも楽しめますが、

古い民家や、倉を改造したラーメン屋さんとか、おしゃれなカフェなどがあって

息抜きするには良いところが一杯あります。

そんな熱く、情熱に満ちた3日間を共に過ごすと、スタッフもプレーヤーも、

また一段と親近感が増して来るのが判ります。

だからいい仕事をしないといけないと改めて思いました。

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辻井さんのソロアルバムではありますが、ピアノの藤井由美さんの存在感はただ者では

ありません。間違いなく超越していると思います。

そんなお二人の熱い演奏が満載のCD・・・・・・・。

是非、発売されたらこの興奮と感動の演奏を楽しんで頂けたらと思います。

2010/8/5

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