近藤浩志チェロリサイタル in 浜松
熱いです!
この猛暑のなか『炎のチェリスト』近藤浩志が、
浜松で一年ぶりとなるリサイタルを開催した。
私も日頃アンサンブル・ベガやアクトシティポップスオーケストラで
お世話になっている、大阪フィル主席チェロ奏者『近藤浩志』さんの
『命』をテーマとしたこのコンサート・・・・・・・・。
ピーンと張りつめた空気の中、
近藤さんとピアノの梅田さんの
リハーサルは始まった。
小さなホールでも、
ベガのコンサートと同様に位置決めは
試行錯誤の連続です。
全ての条件、状況を一つ一つ確認しながら
ベストなポジションを見つけ出す
作業は、その違いが判れば
非常に楽しい作業となる。
条件のあまり良くないホールの
方がプレーヤーも含めて俄然やる気に
なったりもするので面白い。
私も初めて聴く、
近藤さんの鍵盤ハーモニカの演奏。
聴く者のこころを打つメロディーが
溢れている。
このプレイも立って演奏した方が
断然音が良いことが判り本番では
スタンドプレイとなった。
照明はグッと絞り込んだ大人の雰囲気。
コンサートが一つのテーマで構成されて
いるので、お客様が音楽の中へスッと
入っていけるように心がけた。
『命』という重いテーマでは
ありますが、
その内容は愛に満ち溢れていて、
聴く者の魂を揺り動かす。
ここにそのプログラムを書いても、
意味をなさないほどの、圧倒的な演奏力、
そして表現力・・・・・・・・。
曲は全て近藤浩志の体内に一度入り、
近藤浩志の想念となって吐き出されているような感じだ・・・・・・・。
これを私のつたない文章で表すことは
到底できない・・・・・。
そんな熱く、長ーいコンサートが
終わり、
近藤浩志浜松ファンクラブの方々が
お疲れさま会を開いてくれた。
女性ばかりで、近藤さんの
モテモテ度を
垣間見た感じだった。
このあと車で大阪へ帰る予定の近藤さん
を横目に、ビールをガンガンやっている
ピアノの梅田さん・・・・・。絶妙なコンビネーションを披露してくれました。
またご一緒させていただけたら幸いです。
2010/7/30
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