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2010年1月

アクトシティポップスオーケストラ最終章

Photo 2日間に渡る最後のリハーサルが終わった。

300人あまりの人たちが、まるで何かに取り憑かれたかのように

劇場の地下にあるリハーサル室で音楽を奏でていた。

いや・・・・・奏でるという優雅なイメージとはほど遠い・・・・・。

そこはキンキンと刀の刃が当たるような、張りつめた空間だった。

『自分たちがいままでやっていた音楽は何だったんだ!』

『本当のリハーサルってこうやるんだ!』

『音楽って楽しい!』

そこにいる誰もが思った・・・・・・。

良い時間だった。

Photo_2 いくつか聴きどころを紹介すると、オーケストラとクワイアとの

コラボレーション。これは胸にグッと来るものがあります。

Photo_3 吹奏楽で演奏する『ブラック・ジャック』『大ラッパ供養』などなど

高校生たちの壮絶なるチャレンジ精神が一杯詰まった、

熱い演奏!

Photo_4 彬良さんは2日間で12時間にも及ぶリハーサルを敢行し、

大いなる『音楽愛』を、みんなのこころに残し、浜松を後にした。

あと一週間でやるべき事は山のようにある。

最後の緞帳が下がるまで、プロデューサーとしての責任は果てしなく続く・・・・・・。

2010/1/31

アキラ塾

Photo_3 今日は相模原市教育会館で『アキラ塾』です。

お客様は小学校の先生150人です。

彬良さんが前々から、学校の先生に『アキラ塾』をやってみたいと言って

いたことが現実となった。会場に来てから、聞いてくださる先生方のリサーチをして、

どういう構成が一番良いのかを考える。通常の『アキラ塾』とは違い、かなり焦点を

絞り込んでいく作業・・・・・。本番直前までその努力をするアキラ塾長。

本番ではアキラ塾長の一言一句に、会場の皆さんは盛んにうなずいたり、

相づちを打ったりと、かなり良い反応でした。

みんなで歌うコーナーも、さすが小学校の先生という感じで素晴らしく、

こちらが感動してしまいました。

こんな授業を子供達にもしてあげたら、ぜったいみんな音楽が好きになる!

2010/1/24

アクトシティポップスオーケストラ④

早くも1月が終わろうとしている・・・・・。

Photo 今日のオーケストラ練習は『ザ・ピーナッツメドレー』です。

数あるピーナッツの歌から、特に私のお気に入りの曲だけで

構成されているメドレー・・・・・・・。

昭和歌謡の香りがプンプンする素晴らしいアレンジ!

切れのあるホーンセクションのバッキングがメチャメチャかっこいい!

このアレンジは宮川泰先生のお弟子さんの溝渕さんが書いてくださいました。

私の好きなものを全て盛り込んで頂いて感激です。

こういう音楽をフルオーケストラでやりたいと思っていた夢が叶いました。

オケのメンバーのほとんどは普段クラシックをやっているので、

最初はとまどったと思いますが、何回か合わせるうちに、

いい感じのノリになってきました。

ハープの豪華な林の向こうに、最強のリズムセクションが控えています。

120人のオケをグイグイ引っ張っていく推進力は絶大です。Photo_2

2月7日の本番が終われば解散してしまうこのオーケストラ・・・・・。

メンバーの誰もが続けてやっていきたいと思っているだろう・・・・・・。

その一瞬の幸せを感じながら終わるのも、この企画の良いところでもあると考える。

いよいよ最終章へ・・・・・。

2010/1/23

大阪市音楽Dahhhhn! in 福山

Photo 各地で好評を頂いている『宮川彬良&大阪市音楽Dahhhhn!』の

広島県福山市リーデンローズ公演です。

前日に劇場入りして、スタッフで舞台の仕込みをしました。

市音と彬良さんは大阪でのリハーサル後に福山へ移動です。

『ふくやまリーデンローズ』素晴らしいです。

外観のシックな姿とは裏腹に、内部の斬新なデザイン・・・・・。

そのデザインがアコースティックな音の響きを作り上げています。

Photo_3 リハーサルから、かなり熱い彬良&市音・・・・・・。

どこまでも理想の音楽を追い求める集団・・・・・。

そして今回の演奏会の目玉は、

彬良さん曰く「日本で一本指に入るサックス奏者」である平原まことさんと、

音楽Dahhhhn!との新しいコラボレーションです。

Photo_4 タイトルは『5Saxコンチェルト』

ご覧のようにバリトンサックスからソプラニーノまでの5本のサックスを

平原さんが吹きまくり・・・・・!圧巻の内容です。

サックスをやっている人が聴けば、間違いなくトリハダもんです。

しかも、前日に譜面が出来上がって、一日でここまでの完成度・・・・・。

リハーサルなのに思わず拍手!プロの凄さを見せつけた市音と平原さん。

Photo_5 本番は勿論、最高のパフォーマンスでした。

『ブラック・ジャック』などは舞台袖で聴いていると、

とてつもなく深~い世界・・・・・・。とてつもなく遠~い世界・・・・・。へ

連れて行かれそうになる演奏だった。危なかった・・・・・。

2010/1/17

 

やっとホームへ・・・・・

Photo 今日はホームグランドでの初仕事でした。

ピアノを2台使うため、1台をピアノ庫、もう1台を

舞台で照明の仕込みをしながら調律をしてもらいました。

今日のメニューは、二台ピアノでガーシュウィンの「3つのプレリュード」

「ラプソディ・イン・ブルー」や、ドラムとパーカッションが入っての

バーンスタインの「シンフォニックダンス」・・・・・などなど。

いつも宮川さんのツアーで聴いているナンバーばかりです。

「3つのプレリュード」は一昨日アンサンブル・ベガで聴いたばかりです。

Photo_2 エキサイティングでスリリングな演奏の連続です。

演奏者は浜松を中心に活動している村上恵三子さんと

仲間達です。

Photo_3 サックスカルテットでは、宮川彬良アレンジの

「私が愛したロイド・ウェーバー」が演奏されました。

私にとって、非常に親近感がわく曲目構成でした。

内容が濃いだけに、終わったときは、皆さんかなりの『やりきった感』があったのでは

ないでしょうか。

2010/1/12

アンサンブル・ベガ ニューイヤーin新潟

Photo 上越新幹線に乗って新潟へ移動中に、

基礎スキーヤーの聖地「浦佐スキー場」が見えた。

豊富な積雪、誰も滑っていないゲレンデ・・・・・・。

仕事でなかったら間違いなく浦佐駅で降りていただろう・・・・・・。

スキーヤーにとって夢のような世界を横目で見ながら新潟駅へ向かう。

恒例のアンサンブル・ベガ新潟りゅーとぴあ公演

それも今回はアキラさん曰く「メインデッシュが三つも四つも・・・・・」という

盛りだくさんの内容で、なんと2公演!!

Photo_2 そのメインディッシュのひとつが、「ヨハン・シュトラウスの物語」と題した

落語仕立てで「シュトラウス一族の確執」を語るという、

宮川彬良渾身の一席でございます・・・・・・・。

「飛馬仁亭 彬良」という名は、ヒューマニティ アキラと読みます。

アキラさん忙しいです。高座でしゃべって、ピアノを弾いて、高座でしゃべって、

パーカッションを叩くというように、しびれた足を引きずりながらの大熱演に

客席からは大きな拍手と笑いが・・・・・・・。

Photo_3 高座のセットも本格的です。

家紋が彫り込まれた膝隠し、白木の見台、

落語の定番マイクSONY38Bなどなど・・・・・こだわりの品々。

そして、かなり意表を突いた演出での登場もあり、客席は大いに沸いていました。

まさに宮川彬良の真骨頂を見ることが出来ました。

Photo_4 演奏もホールの音響の良さを再認識させる、素晴らしい演奏だった。

そして今回のもう一つの目玉は、『新潟市ジュニア合唱団』との

共演でした。午前の部は、合唱組曲『少年の時計』、

夜の部は、りゅーとぴあX宮川彬良Special2010と題し、アキラさんが新潟で

作曲したミュージカルナンバーの中から3曲をアンサンブル・ベガと共演しました。

その素晴らしい歌声、ピュアな感性に大人たちは、目がウルウルしていました。

そして、最後には予定になかったP.Sアイラブユーが・・・・・・・・。

2010/1/10

アンサンブル・ベガ ニューイヤー①

Photo_3 あけましておめでとうございます。

新年の仕事始めは、いつものように!いつものように!

アンサンブル・ベガ ニューイヤーコンサート in 

兵庫県立芸術文化センターです。 2日の早朝に自宅を出て、

雪の降る米原付近を新幹線でノロノロと進み、

少し遅れて芸文センターへたどり着きました。

Photo_4 台本を読み、本番を想定しながら準備をします。

文字だけで書かれている台本を、舞台上で具象化するには

想像力(創造力)が必要です。スムーズな進行や、意表をつく演出などを

出演者&スタッフで考えながら創っていきます。

それはリハーサルをやってみて決まることもあれば、時には本番中に変わる・・・・・。

な~んてことも初演には多々あります。何が起こるか判らない状況までも楽しんでしまう

アンサンブル・ベガのメンバーとスタッフ・・・・・・。

その気持ちがなければ、お客さんに楽しんでもらうことはできません。

Photo_5 今回の目玉は、まさに宮川彬良の真骨頂とも言える出し物です。

新潟公演が控えているので、ここでその内容をバラすわけには

いきませんが、新潟の皆さんご期待下さい!!

Photo_6 ステージドアの窓から客席を見ると、

そこには優しい笑顔のお客さんで一杯でした。

そのあたたかい拍手に、メンバーも思わず涙ポロ・・・・・・。

2010/1/3

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