大阪市音楽団第99回定期演奏会
遂に大阪市音定期に指揮者として宮川彬良登場!
いつもは舞台袖から聴いている『宮川彬良&大阪市音楽団』のサウンドを
今日は客席で初めて聴くことになった。
自分でも良く解らないが、開演前から妙に気持ちが落ち着かない・・・・。
かなりの緊張状態だ・・・・・・。
ワクワクというよりもソワソワドキドキ・・・・・・。
いつもの仕事では感じたことのないこの気持ち・・・・・・。
演奏が始まっても客観的に音楽を鑑賞する事ができない・・・・・。
自分の娘のピアノ発表会を見ている感じに似ているこの感覚・・・・・。
最後までこの感覚は続いた・・・・・・。
演奏が終わって拍手が鳴りやまずカーテンコールが何回もあったことで、
この演奏会が成功したことを感じた。
それほどまでに、どう聴いて良いのかも解らなかった。
舞台監督をしていることで、自分が係わってるアーティストを、
観客の目線では見ることができなくなってしまった・・・・・・・。
いわゆる職業病なのか・・・・・・。
さて、世界初演となった『生業(ナリワイ)』は、
その言葉の持つ意味を考えさせられる作品となった。
生業=職業ということですが、その一般的な意味とは別に、生き様のことだと思う。
それは仕事に対する信念、理念があり、それを日々続けて行く・・・・・・。
しかし気負いも無ければ衒いも無い、そんなことだろうと思う。
職人の技とひらめきで、世の中の為になるものを創り出し、
生計を立てていくということは、決して大仰なことではなく、
現代社会が忘れかけている基本の生活なのかも知れない。
「私は舞台監督を生業として参りました・・・・・」って言ってみたい。
音楽Dahhhhn!のコンサートではおなじみのアンコールですが、
定期では初登場となったYARAMAIKA行進曲。
プロデュースに係わった者としては、すごーく嬉しいです!
2009/11/13
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