いつの間にか時は・・・・・。
先日、恒例の大阪フィル・ポップスコンサートへ行った。
『乾杯!30回目の同窓会』とタイトルがついたコンサートは、いつもの同窓会から始まり
期待通りの『ヘイ・30ジュード』を演奏し、夢の国の同窓会でプログラムは終了した。
そこで、宮川彬良さんの口から「この大フィルポップスをあと2回とさせていただきます」
というコメントが・・・・・・。
思えば私が彬良さんと初めて会ったのは、ここシンフォニーホールでした。
その時のプログラムのなかには『ヘイ・20ジュード』がありました。
それから、たった5年しか経っていないのに、自分を取り巻く状況は激変しました。
舞台とか、音楽、芸術に対する考え方や、コンサートを創っていく側の人間として
様々なことを学んだ気がします。そのきっかけとなった大フィルポップスが
まもなく終焉を迎えます。一ファンとしては寂しい気持ちで一杯ですが、
アーティストを支えていくスタッフとしては、その彬良さんの気持ちも痛いほど解ります。
終わりはいつも、新しいことへの始まりです。
シンフォニーホールにいたお客さんの胸に刻まれた宮川さんの言葉は、
必ず近い将来、形となって皆さんの前に姿をみせることになるでしょう。
ファン一同
2009/10/7
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コメント
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こんにちは。
わたしもポップスコンサートに行っていました。
あと2回で終わりだとおっしゃった宮川先生は、おそろしくかっこよかったです。
続いていたものが終わるのは胸がぐさぐさ刺されて悲しくなる感じがするのですが、
もっとおもしろいものを持ってくる、
と宮川先生が誓ってらして、新しいものを求める表現者を見ました。
かっこよくてなりません。
わたしの席の向かいにマツダさんがいらっしゃったような気がします。
ちょっとどきどきしました。
投稿: ゆな | 2009年10月 9日 (金) 01時38分
ゆなさん こんにちは。
最近は、ずーっと浜松のマニアックな
アキラファンの人たちと一緒にオルガン席側に陣取っています。
私は彬良さんや、大フィルメンバーと
なるべく目を合わせないように気を使って聴いています。
彬良さんが「大フィルポップスはあと2回・・・・・・」と言っていた
その後ろ姿には、いつも顔を合わせて話しているときの数倍の
思いが込められていたと感じました。
たしかに、その後ろ姿はかっこよかった・・・・・・。
そのチャレンジする姿勢には上質な美学があった。
投稿: 浜のマツ | 2009年10月 9日 (金) 10時28分