« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »
宿泊したホテルはスペースワールドの隣にある大型リゾートホテル、
室内は今まで泊まっていたビジネスとは、比べようのない広さです。
部屋には備長炭を大胆に使ったインテリアが多くあり、快適です。
今日はいよいよツアー最終日です。
有終の美を飾るべく出陣です。
昼の部は子ども向け、夜は通常バージョンです。
ベガにとって初めての『響ホール』その名の通り良い響です。
子供達も本当にいい子たちでした。
そして、夜の部の入場者には、なんと開館以来100万人目という
お客様がいらっしゃいました!ロビーでは早速イベントが・・・・・・・。
スペースシャトルの窓のようなステージドアから、宇宙が見えます。
今日の『ブラックジャック』は本当に宇宙を感じる演奏だった。
楽しかっただけに、寂しさも感じます。
そのうち彬良さんのステージで披露される日が来るだろう・・・・・・・・。
2009/8/23
東京から北九州まで、私は新幹線移動です。
7時前に蒲田のホテルを出て、品川から『のぞみ』に乗って行きます。
普通は飛行機で行くところでしょうが、浜松に住んでいる私にとって、東京から新幹線で
九州まで乗る機会は滅多にあることでは無いと思い、列車移動にしました。
約5時間の列車の旅を楽しみました。
総ガラス(マジックミラー)張りの綺麗な建物です。
今日はリハーサル日の為、念入りにサウンドチェックを
しました。いつもは位置を動かしても精々10cm~20cm
ですが、今日はみんなでいろいろ考えたあげく、
なんと舞台奥へ2mも下げることにしました。
アンベガの良いところは繊細な部分を持ちつつ、大胆に判断出来ると云うことです。
普通は2mも位置を変えようなんて思わないでしょう。
でも、ベガの現場では最終的な落としどころを見つけるまでは、
試行錯誤の繰り返しです。世間の一般的な物差しは其処にはありません。
そんな音に対してシビアなメンバーも、リハーサルが終われば
この笑顔・・・・・・。つぎの楽しみが待っている!
これですよ。これ! これ!
2009/8/22
ツアー4日目は、また東京に帰ってきました。
昨年のニューイヤーでお世話になった、大田区にあるアプリコです。
なんか昨年の響きと違う感じだった。
メンバーも同じ感覚だった。いろいろ位置を変えたりしながら
サウンドチェックをするが、どうも違う・・・・・・・・・。
ホールのスタッフさんに聞くと、奥の反射板(正面反射板)が昨年よりも、
2mくらい前にセットされていることが判明。
アンサンブルの時の定位置ということで、ホールのスタッフさんが事前に
セットしてくれていました。去年の響を身体で覚えていて、違和感を感じる研ぎ澄まされた
感覚を持っているベガのメンバーと舞台監督(自画自賛?)・・・・・・・・。
その感覚を信じて反響板を動かしてもらうことになりました。通常反響板をセットしてから
組み直すということは、かなりの時間と労力がかかることになるので、
普通はできません。
しかし、ここアプリコのスタッフさんは、快く「やってみましょう」と対応してくれました。
全員納得のサウンドが響いていました。
やはり音楽をいい環境で聴いてもらうためには、妥協のない人々の協力が
不可欠です。本番はお客様も大満足の内容だったのではないでしょうか。
妥協のないこだわりの積み重ねで、ベガのコンサートは創られています。
今回のツアーでの印象的なシーンです。
アンコールのP.S I Love Youを目を閉じて聴き入る彬良さんの姿・・・・・・・。
星野さんの奏でるファゴットをBGMに、聴く人の琴線に触れるような語りで
グイグイと人の心に入っていく彬良さん・・・・・・・・・。
人々を笑いの渦に巻き込んだ後に、しっとりと聴かせるセレナーデ・・・・・・・・。
全てがエンタティメントの世界です。
今日のお弁当は選択方式でした。
選択肢があるのは良いが、迷っているうちに一つ二つと減っていく為
一瞬の判断ミスも許されない・・・・・・・・。
2009/8/21
今日はベガ夏ツアーに先駆けて、国立オリンピック記念青少年センター
でおこなわれた『日中韓子ども童話交流会』での歓迎コンサートです。
ツアーのプログラムとは別のスペシャルプログラムです。
わかると思いますが、ホルンの池田さんのかぶり物で・・・・・・・。
・・・・・そうです!メンバーがそれぞれのキャラクターを演じる
『よい子どもになるための室内楽入門』です。
久々のプログラムということと、言葉が直接通じない状況のなかで、
どこまで伝わるのかとの不安はありましたが、同時通訳システムのアシストもあり
韓国、中国の子どもたちにも楽しんで頂けたようです。
後半は、やはり子供達の交流会ということで『ことのみ合唱団』の
子供達とベガの共演で、ソングブックから何曲か演奏しました。
やはり音楽は万国共通の言葉だと再認識できた一夜だった。
2009/8/18
宮川彬良&アンサンブル・ベガの夏ツアーが終わった。
乗り打ち4日連続~長距離移動+リハーサル~一日2回公演という
ハードな一週間だった・・・・・・。
しかし、それは幸せな一週間だった。
音楽にはいろいろな形があるが、
その本質はただひとつだということを
再確認できた一週間だった。
「一期一会」の気持ちで繰り広げられる音楽は、
二度とはあり得ないその瞬間に、演奏家がどれほど
深い思いを込めてお客様をお迎えするかが
伝わってきます。
各会場での舞台裏目線のレポートは随時アップしていきます。
2009/8/25
« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最近のコメント