炎のチェリスト近藤浩志リサイタル
近藤浩志さんのリサイタルが行われた。
アンサンブル・ベガでいつもご一緒させて頂いている近藤さんの
浜松初リサイタル。そしてピアノはいつもお世話になっている加藤真弓さん。
私もいつかは聴いてみたいと思っていた近藤さんのソロコンサートが、
浜松の近藤浩志ファンの方々が中心になって動いてくれて、実現の運びとなりました。
プログラムは、チェロでこの曲を聴いてみたいと誰もが思う曲のオンパレードです。
愛の挨拶、ヴォカリーズ、白鳥、夢のあとに、タイスの瞑想曲、エレジー、
グランタンゴ等々、アンコールも3曲という大盤振る舞い!
そこで繰り広げられた音楽は、まさに近藤ワールド満載だった。
その内容は衝撃的でもあった。
変な言い方だが超一流の凄腕チェリストでありながら、
そのテクニックの凄さを全く感じさせない演奏・・・・・。
決してそれを封印しているわけではなく、大切なのは演奏する気持ち、
もっというならば演奏する前に、音楽を愛する気持ちがどのくらい強いのか・・・・・
というようなことを演奏の中に注いでいく姿勢が、ありありと映し出される
その演奏スタイルは聴く者のこころを打つ演奏だ。
なかでも、近藤さん自身がアレンジされた「かあさんの歌」は感動した。
素晴らしい演奏と相まって、お客さんは大満足の様子です。
また来年も浜松でリサイタルやりましょう!
2009/6/22
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