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大阪凱旋公演のリハーサルの為、大阪城公園の中の大阪市音
練習場に来ています。昨年の年末行われた浜松公演以来5ヶ月ぶりの
Dahhhhn!の熱いサウンドです。
それが宮川彬良&大阪市音楽Dahhhhn!のスタイルだ!
よく『楽しまないと音楽じゃない・・・・』って口に出して言う人がいますが、
此処ではそんな言葉は必要ありません。ここの空気全体が音楽を愛し、心から楽しんで
いるからです。アキラさん、団員、事務局、スタッフ全員の、
良いもの創ろうという気持ちが溢れています。
大阪市音楽Dahhhhn!のメンバー達。
私も楽器を吹き始めた中学生の頃の想い出が蘇ってきて、
胸が熱くなる思いでした。
2009/5/29
ただごとならぬ電話を頂いた。何のことかと話を聞くと、このままだと
あるパイプオルガンがこの世から無くなってしまうとのことです。
とりあえず今日現場に行ってみると、想像以上に大きなパイプオルガン
が鎮座していました。場所は住宅メーカーのショウルームの2階です。
なんでもこのショウルーム1週間以内に取り壊す予定だそうで、
その前にパイプオルガンをなんとかできないかということだった。
10年前にカナダの教会にあったパイプオルガンを移設したという、本格的な造りのため
とりあえず国内のパイプオルガン職人に電話を掛けまくり、対処をご教示いただいた。
しかし、その複雑なメカニズムや解体、梱包、輸送等を考えると莫大な経費と時間
が掛かることになり、最終的には泣く泣くこのまま終焉を迎えることとなりそうです。
このパイプオルガン、日本に来たときには既にカナダの教会で100年以上使われていた
代物です。その100年もの間、人々の喜び、悲しみ、祈りを見続けていたわけで、
その方達のお気持ちを思うと胸が痛みます。
2009/5/18
先日、浜松で全国でもトップレベルの高校の吹奏楽団の演奏を聴く機会があった。
東の横綱と西の横綱の決戦といった趣であった。
両校とも良く練習されていてレベル的には、まさしく全国のトップであることは
間違いないと思う。いろいろな演出がなされていて観ていても楽しめることを
考えていたようだ。会場の受けも良好のようであった。
しかし最後まで、その演奏が私の心には響くことは無かった。
ようするに感動するものでは無かった。
それはどうしてなのか・・・・・・。いろいろと考えさせられた演奏だった。
目に見える形とか、目に見える音とかに捕らわれすぎている感じがしたのだ・・・・・。
聴いている方としては「見えないものを音楽で見せてくれ・・・・」っていう気持ちだった。
そこまでテクニカルな部分を持っているのに、何故・・・・熱く、深く演奏しないのか?
砂をかむ思いで会場を後にした・・・・・・・・。
2009/5/17
兵庫県立芸術文化センターです。
音響装置を使用します。
ここは会場も大きく満席になるため、
その状況を考えてセッティングをしていきます。
巨大ボード。
キリギリスの絵はAプロでしか使う予定が
無かったが、子ども向けの
プログラムでも急遽登場していました。
コンサートのなかでいつも登場することとなった
アキラさんの指紋がついたCD・・・・・。
宣伝効果もあり各会場で用意した新譜のCDは売り切れ続出でした。
最後に残ったこの一枚、楽屋を担当していた芸文の美人スタッフさんに
お買いあげ頂きました。
けっして塀に向かって用を足しているのではありません。
『しあわせのリズム』の歌詞ボードの裏側です。
兵庫県立芸術文化センターのスタッフは最高です!
照明さん、舞台さん、音響さん、事業の皆さん本当に有り難うございました。
2009/5/5
昨日、郡山を出て、熊谷での公演後、浜松まで来てみんなで飲み会。
その後自宅まで帰りました。当然帰っても家族は就寝中で、今日も掛川公演のために
朝早く家を出たため家族と会うことはなかった。一応、帰った証として、東京銘菓「ひよこ」
を置いてきた。さすらいのサラリーマン舞台監督の真実・・・・・・・。
何回か打合せとかでは来ているが、実際に音を聴くのは初めてです。
その初めて聴く音は衝撃的だった・・・・・・。
まるでアンサンブル・ベガが来るのを待っていたかのような響き・・・・・・・。
これ程までにベガの演奏と空間がマッチングするホールは今まで無かった。
秘密は舞台下にあった・・・・・・。
あまりの音の良さにリラックスしてフニャフニャのアキラさん。
その横で弓の選定をしているチェロの近藤さん。
なんでも高級車が買えるくらいの値段の弓だそうで、ツアー中ずっと弾き
比べをしていました。
いい音が充満していた一日でした。
2009/5/3
今日も朝早く郡山を出て、埼玉県の熊谷までやってきました。
乗り打ち3日目ともなると、さすがに疲れを感じる年齢となりました。
そのような諸事情をかんがみて『おふぃすベガ』の担当Mさんが
お昼を「うなぎ」にしてくれました。今日は浜松からの音響チームも含め
浜松人3人で「うな重」をいただきました。浜松人をも唸らせる「うなぎ」
ごちそうさまでした。
あくまで原音、生音をベースにサウンドをデザインします。
子どもがたくさんいる会場では、すこしの動き、しゃべり声などが
重なり合うと子どもは聴くということに集中できなくなり、それがさらに雑音を
大きくさせることにもなります。
そのためどんな状況でも音が子どもの耳に届いているという状況をつくりだすことで、
ずいぶん子どもたちの聴く姿勢というものが変わってきます。
熊谷の子どもたちは、聴くことはもちろん、演奏やアキラさんのトークに反応することも
素晴らしかった!
2009/5/2
朝早く上野を出発して、福島県郡山市にある郡山市民文化センターに
やってきました。初めて郡山に来ましたが、いい感じの町並みで
綺麗です。ホールも管理が行き届いていて気持ちがいいです。
音も良くて、リハーサルをやっていても笑顔が絶えません。
普通のクラシック系のコンサートだと、リハーサルが一番気を遣うことになるのですが、
ベガはリハーサルも楽しめます。そのためには演奏環境をリハーサル前に
作り上げることが大切になります。ベガのコンサートは舞台監督だけが帯同して、
照明や音響といったスタッフは各会館のスタッフさんにお願いすることになるので
事前の打ち合わせ、テクニカルなリハーサルをスムーズにやっておくことが
良い演奏をする為の基本条件となります。
照明の演出などもピッタリ決まると、良い演奏と相まってお客さんのボルテージも
急上昇です。
アキラさんのトークも絶好調!
2009/5/1
東の聖地「東京文化会館小ホール」です。
戦後まもなく建てられたという東京文化会館、しかし古さは微塵も
感じさせないモダンなデザインと洗練されたアコースティクな音響で演奏者の
パフォーマンスを支えています。
基本的には前回とセッティングは同じですが、
実はメンバーも気がつかない、私しか知らない大きな違いがあった。
それが何かはここでは言えませんが、結果的に一つの確信を得ることができた。
宮川彬良&アンサンブル・ベガのサインです。
いたるところに書かれた東京文化会館楽屋ロビーのサイン群
そのなかでも、一番目立つところに書いてあります。
行く機会があるひとは是非確認してください。
壁の下にサインが隠れてしまっています。
しかし、後世まで残る可能性があるのは壁の下の方かも知れない。
すこしロマンを感じる一こまです。
2009/4/30
アンサンブル・ベガの舞台監督をはじめて3年が経つ・・・・・・。
毎回毎回『これが最高だ!』という感触を禁じ得ないパフォーマンスを見せる
宮川彬良とアンサンブル・ベガの面々、常に最高のものを創り上げていく姿勢は
ブレがない。極めてもさらに進化するアンサンブル・ベガ・・・・・・・。
そんな姿勢を今回のゴールデンウィークツアーでもお客様に観て聴いて頂くことが
できたのではと思います。
果てしなく続く過酷なツアーロードも終わってしまうと、
寂しさと充実感が入り交じって複雑な気持ちになります。
2009/5/7
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