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ピアノの匠

P9200036 今日は、アンサンブル・ベガの本拠地、宝塚ベガホールに来ています。

ここのピアノは、年期の入ったスタインウェイ。

見るからにいい音が出そうな趣があります。

P9200039 エンブレムにも、自信が溢れています。

おそらく、20年以上使われている老練で、熟成された

堂々たる風格です。

P9200037 仕事柄いろいろなホールへ行きますが、これほど

コンディションがいいスタインウェイには、お目に掛かることは

ありません。

P9200042 良いものはいつまでたっても良い、それは単なる懐古的な良いではなく、

常に現役で、演奏の最前線で活躍してこそ、その価値があると思います。

それには、ピアノを管理するホールの考え方や、点検整備をする

P9200049 ピアノ技術者の弛まぬ努力が必要になります。

コンサート毎に、調整する調律師の存在も重要です。

今日の調律は、いつも関西ではお世話になっている

番匠(ばんしょう)さんです。その名字に匠(たくみ)という文字が入る、

筋金入りのピアノ職人さんです。なんでも、名前の由来は、江戸時代に大工とか、

鍛冶とかの匠な人たちを、束ねる番をしていたという、番匠・・・・・・。

平成の時代でもその技を、見事に我々の前で見せてくれます。

2008/9/20

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